起立性調節障害の症状「のどのつまり・違和感(ドライマウス)」について

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のどのつまり・違和感(ドライマウス)

なぜ起立性調節障害になると「のどのつまり・違和感」が起こるのか

のどのつまりや違和感は、起立性調節障害のお子様に多い症状です。物を飲み込むという行為は、だいたいが自律神経が行っています。起立性調節障害になると物が飲み込みにくくなったり、のどに違和感を感じる症状が出てきます。


また、ヒステリー球といわれるのどに違和を感じる症状も起立性調節障害の症状です。さらに症状が酷くなると、口の中の唾液が出にくくなりことで口の渇き(ドライマウス)などを感じるようになります。


これは唾液を出す行為が自律神経(副交感神経)の働きだからです。自律神経(副交感神経)の働きが低下すると、唾液を分泌する能力までもが低下してしまいます。


のどのつまり・違和感(ドライマウス)の対策

のどのつまりや違和感は、のどにある上咽頭収縮筋(じょういんとうしゅうしゅくきん)や中咽頭収縮筋(ちゅういんとうしゅうしゅくきん)の筋肉が緊張して硬くなることで起こります。


これらの筋肉は自律神経(交感神経)が過剰に働くことで緊張し硬くなりますので、様々なストレスから遠ざかるのが一番の対策となります。


また、大声を出すのも効果的な対策です。山、海、カラオケなどでお腹から大きな声を出してみて下さい。更に、口の中からのどに指を入れて(わざと吐くような動作)「オエッ」とさせるのも対策になります。


これは緊張した咽頭収縮筋をストレッチする効果がありますが、慣れていな方はゆっくりと行って下さい。また、食後に行うと本当に吐いてしまうので食後は行わないでください。


このような症状がある方は、日頃から自分の感情を外に出さなかったり、出していても十分に出せていなかったりします。そのため、日頃から自分の感情を出すように工夫するのも大切です。


のどのつまり・違和感(ドライマウス)でお困りの方は、のどのつまり・違和感に詳しい起立性調節障害の専門家までご相談ください。


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