お腹が痛い
なぜ、起立性調節障害になるとお腹が痛くなるのか
起立性調節障害のお腹が痛くなるような症状は、消化器、泌尿器、婦人科系、血管、筋肉、腹膜、腹腔内(ふくくうない)のあるあらゆる器官の変化で起こります。
腹痛の原因
自律神経の乱れと腹痛
起立性調節障害のお子さんは、基本的に自律神経が乱れています。自律神経に乱れがでていると、内臓の機能が悪くなる傾向が高いです。内臓のほとんどは、自律神経の「副交感神経」が支配しています。起立性調節障害で悩んでいるお子さんは、もう一つの自律神経である「交感神経」が優位に働いています。そのため、内臓を動かしている副交感神経がうまく働くことができません。その結果、お腹が痛いという症状が現れます。
また、お腹の痛みのほとんどは、自律神経が支配している臓器の異常により起こります。もちろん、急性膵炎などの病気によっては、痛みがみぞおちあたりを中心に左上腹部や左背部、さらに左腰部にも現れることもあります。しかし、多くは痛みの部位で推測することができます。腹痛の程度は、激痛から鈍痛までさまざまです。気になる方は起立性調節障害の専門家へ相談してください。
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