チルトトレーニング
チルトトレーニングってなに?
起立性調節障害には、有酸素運動(ウォーキング)が良いとされていますが、出来ないお子さんも多くいらっしゃるのではないでしょうか。ウォーキング等が難しいお子さんには、自宅で立ったままの状態でも出来る「チルトトレーニング」をお勧めいたします。
チルトトレーニングのやり方
下半身(足)を鍛えることにより、上半身(首)の貧血を防ぐためのもので、1日に5分を2回程度無理がない程度に毎日行うようにしてください。
ちなみに5分も無理なら二、三分でも構いません、辛くなったら無理をせずやめましょう。
壁に背中を着け、かかとを壁から15センチ程度話した状態で立ちます。腹式呼吸を行いながら行うとより効果的です。※なるべく身体の力を抜いて行うようにしましょう。
これが楽にこなせるようになったら、時間を3分ずつ延ばしていきましょう。最終的に15分まで立っていられるようになれば、それ以上延ばす必要はありません。
このチルトトレーニングが楽にできるようになったら、徐々に身体を動かす運動(ウォーキング)に切り替えていきましょう。
※チルトトレーニングだけで、起立性調節障害が改善されるものではありませんのでご注意ください。起立性調節障害の症状の悪化や予防対策に、専門家の相談と合わせてお試しください。
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