子供のSOSに気づく
起立性調節障害(OD)になる前の子どものSOS
子どもは、ストレスを感じても言葉でうまく説明できません。様子がおかしいと感じたら、「眠る・食べる・遊ぶ」の状態をみて、異常のサインが出ていないか確認しましょう。
起立性調節障害になる前に見られる、特徴的な3つのサイン
『寝る』…寝つきが悪くなったり、早朝に目覚めたりする。真夜中に目覚める、朝起きられない、小さい子では昼寝をしなくなるなど
『食べる』…食欲不振がみられる。無理やり食べたり、おいしくなさそうに食べたりする。好きなものも食べなくなり、やせてくることもある。
『遊ぶ』…これまで大好きだった遊びに興味を示さない。 遊んでいても長続きしない。テレビをみていても笑わず、楽しくなさそう。
起立性調節障害を防ぐために
悪影響を与える2種類のストレスを知る
様々な場面で人間はストレスを受けます。ほどよいストレスは向上心につなげられますが、強すぎるストレスは心の負担になります。また、それほど強くない場合でも、慢性的に受けつづけると悪影響をもたらします。
1. 慢性的なストレス
同じクラスや部活に嫌いな人がいたり、いやいや勉強や習い事をさせたりするなど、日常に小さなストレスは多く。こうしたストレスが積もり積もって、心を苦しめている。
2. 強すぎるストレス
事故や犯罪被害、親や友人の死など、大きなストレスを招く出来事がある。急性的なもののため、慢性的なものにくらべて予想がつかず、心への負担が大きくなります。
以上のように、起立性調節障害を防ぐためや悪化させないために、子供のSOSには十分な注意が必要です。そのうえで、起立性調節障害に詳しい専門家に早い段階で相談してストレスを取り除くようにしましょう。
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