症状悪化を防ぐ予防運動
目を使った予防運動について
現代のお子さん方がよく使うものとして、やはりスマートフォンや携帯ゲームなどが挙げられます。これらは画面が小さいのが特徴で、こういったものを見続けると視覚の範囲が一定に固定され、目の周囲の筋肉が緊張し続けてしまいます。
すると目の動きがどんどん悪くなってしまうと、それが目の神経から脳に伝わり脳に影響を与えます。脳に影響が出ると自律神経にも関係してしまい、体調にも問題を起こす一因となります。これを防止するためにも目の運動が必要になってくるのです。
目を使った予防運動のやり方
副交感神経の働きを良くさせる方法とは
やり方としては、まず仰向けになり指を一本自分の目の前に突き出します。その指を横に動かし目で追います。それを次は縦も行いましょう。余裕があれば斜め方向もやってください。
それから時計回りにぐるりと指を回し目で追い続けます。反対回りもしましょう。頭を動かさずに目だけで追うのが、目の運動のポイントです。これをお子さんが寝る前に3セット行わせましょう。
毎日続けていくことで副交感神経の働きが良くなります。しかしこれだけでは症状の改善に至るのには難しいです。症状をこれ以上悪くさせないための予防運動と捉えてください。
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